【セミナー報告】ASEAN経済の将来動向と一歩先を読んだ在庫管理
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ASEAN経済の将来動向と一歩先を読んだ在庫管理: |
開催日 |
2014年10月15日(水)13:30-17:30 |
会場 |
Grande Centre Point Hotel Terminal 21(タイ、バンコク) |
共催 |
Thai NS Solutions Co., Ltd.、Ark Enterprise Co., Ltd. |
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セミナーレポート: |
2014年10月15日(水)バンコク市内ホテルにて、在庫管理の第一人者であるテクニカルソリューションズ株式会社 代表取締役 勝呂隆男氏を迎え、基調講演を行いました。当日は、定員70名に対して、お陰様でほぼ満席の状態でした。
勝呂氏は、「在庫の世界も常に流動的に動いており、趣味のサーフィンに例えて、波がきたら即座に対応することと似ており、激動の中で瞬時にどのように対応していくのかがポイントである」という旨を解説いただきました。
在庫の適正化を行うには、テクニカルソリューションズが特許技術として欠品を防止しながら在庫の限界値を即計算する「APIM」という在庫管理ソフトを開発されていますが、このソフトは、統計的安全理論に基づいており、現在、「APIM」を導入している企業の例を挙げながら、在庫管理を具体的に適正化している企業様を紹介いただきました。
次に、タイプラスワンの動向として、弊社取締役兼ARK ENTERPRISE CO.,LTD.代表取締役の福田 淳がタイと隣国、特にカンボジアについて、お話いたしました。
最後に、新日鉄住金ソリューションズ株式会社 浦山泰英氏が、ASEAN 生産機能再配置に備える生産管理・物流システム基盤の確立として、サプライチェーンの構造の変化についてご説明いただきました。
浦山氏は、タイの拠点が急激に変化しており、製造業は、競争力確保のため、生産機能の再配置が必要で、アセアン地域の生産機能の再配置、タイプラスワンの加速に伴いサプライチェーンの構造が変化し、管理能力が要求される旨、わかりやすく解説いただきました。
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