PTTEPが、売上高維持を目指す
製油・石油販売企業のPTT社系列、油田開発のPTTエクスプロレーション&プロダクション社(PTTEP)首脳は、この程、石油販売量１日31万バレルを今年、維持する計画を明らかにした。これは、昨年比で13%の増加を意味するもの。同計画は、オーストラリアのモンタラ地区開発計画が遅延しても、現状維持を目指すもの。PTTEPは、今年第1四半期から稼動開始する予定だったとされる。しかし、今年第2四半期に遅延するため、サイクロンなどの自然災害に影響を受けるとのことだ。同首脳は、同地区の開発が遅延することでPTTEPの売上高に影響を与えると述べた。しかし、PTTEPは、2014年に稼動開始するミャンマーのザゥティカ地区やカナダ、モザンビークなどの開発を抱え、これらが補充するという。また、タイ国内で実施されているシリキット1地区もモンタラ地区開発遅延に対する対応が可能とのことだ。PTTEPに限定せず、PTT自体が企業買収の機会を伺っているとされる。
記事提供：クルンテープ・ジャーナル(KJ)
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