デルタの純益が、縮小
電子部品製造のデルタ・エレクトロニクス(タイランド)社首脳が、この程明らかにしたところによると、今年第1四半期の純益が昨年同期比で38%の減少を示したという。これは、今年3月に発生した東日本大震災の影響を被ったもの。今年第2四半期も継続して低迷する見通しだという。昨年第1四半期の純益は、8億9360万バーツだったとされる。これに対して今年同期は5億5670万バーツに留まったとのことだ。同社の純益が減少した要因は、折からのドルに対するバーツ昂進と高利潤のソーラー・インバーターの販売が低迷したことによるものだとされる。
同社の今年同期の売上高は、昨年同期の75億4000万バーツから90億5000万バーツへ上昇したという。バーツ昂進が同社の利益を圧迫したとされる。また、日本から調達を行っている部品は、同震災により徐々に影響が出るとしている。同社は、部品在庫を30~60日分抱えているとのことだ。
同社の今年同期の売上高は、昨年同期の75億4000万バーツから90億5000万バーツへ上昇したという。バーツ昂進が同社の利益を圧迫したとされる。また、日本から調達を行っている部品は、同震災により徐々に影響が出るとしている。同社は、部品在庫を30~60日分抱えているとのことだ。