昨年第4四半期から景気上向く?
タイ中央銀行(TOB)首脳が、この程明らかにしたところによると、昨年第4四半期からタイ国内経済が上向いているとの見解を明らかにした。これは、昨年10月から2015年財政年度がスタートし、政府予算支出が実施されていることと、輸出が回復基調にあることによるもの。同首脳によると、欧州での関税率特恵が来年から撤廃されるため、駆け込み需要があったという。これに対して米国やASEANへの輸出は、各国の経済が充分に回復していないため、やや低迷しているとされる。