タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　自動車部品製造大手のタイ・サミット・グループ首脳は、この程、90億バーツの予算で事業拡大を図る計画を明らかにした。同計画は、50億バーツがタイ国内の既存工場の生産拡張に投じられるもの。残り40億バーツの資金は、同グループの海外事業に投じられるとされる。

　同グループ傘下の企業は、50社にのぼるとしている。同グループの海外事業は、中国、日本、米国、インドなど多岐にわたるとのことだ。資金が投下されるのは、中国、インド、インドネシアだとしている。各国で生産されるのは、自動車やオートバイの部品だとされる。

　同グループの国内生産拡張は、昨年の自動車生産台数が146万台から今年、200万台へ増加することに沿ったものだという。同首脳によると、同グループの国内生産は、既に能力を超過しており、このため問題が発生しているとされる。この対応のため、東部レームチャバン、ラヨンに位置する工場の拡張や、新設備の導入を実施するとしている。

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