タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　タイ国内の主要住宅開発会社が、今年第四半期に回復を示す見通しだという。住宅需要は、昨年第4四半期に大洪水の発生に伴い縮小したとされる。しかし、同問題の解消に則し、需要が平常化したとしている。これにより、各社が積極的に新たな住宅プロジェクトを手掛けるとのことだ。

　SCアセット社によると、今年同期に合計4件の住宅開発プロジェクトを手掛けるという。販売合計額は、50億バーツにのぼるとされる。このうち2件の住宅開発事業は、中部リゾート地ホアヒン地区とバンコク都内サトーン地区で、新たにコンドミニアム開発を実施するもの。

　LPNディベロップメント社は、今年同期に新たに3～5件の住宅開発を手掛け、販売合計額は、50億～60億バーツに'達するとしている。ランド&ハウシズ社は、今年同期に合計5件の住宅開発プロジェクトを手掛け、販売合計額が142億3000万バーツに及ぶとされる。

　これに対して、エイシアン・プロパティ・ディベロップメント社によると、バンコク都内サトーン-ナラティワート通りでコンド開発を展開する方針だとしている。同社が今年同期に開発する物件は、同コンドのみとのことだ。

　更にサンシリ社は、合計6件の住宅開発事業を今年同期に手掛け、販売合計額は66億1000万バーツにのぼるとされる。また、クォリティ・ハウス社によると、今年同期に3件の住宅開発を手掛ける予定だという。これらの販売合計額は、39億3900万バーツとなるとしている。

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