タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　テーマ・パークを運営するカチャ・ブラザーズ社首脳は、この程、日本のテラオカ商店と提携して餃子専門店をタイで展開する計画を明らかにした。同計画は、10年満期とされるもの。同社は、これと並行してSフリー・アイスクリーム・ブランドを展開しているとされる。同アイスクリーム・ブランドは、来月第1店舗目をバンコク都内の高級デパート、サヤム・パラゴン内に開業する予定だとしている。

　これに対して餃子専門店は来年、7～10店舗をオープンし、今後5年間で30店舗へ拡大する意向だとしている。各店舗の開業には、400万～500万バーツの投資が伴うとのことだ。同社は、1000万バーツを投入してセントラル・キッチンを設置することを検討しているという。また、同社が販売する餃子の調理料などは日本からの輸入品で賄うとされる。

　タイ国内の日本料理レストラン事業の規模は、150億バーツだとしている。これが年間ベースで15%の上昇を示しているとのことだ。タイの消費者は、日本食を好む傾向にあるとされる。同首脳は、テラオカ商店が扱うメニューは、これまで国内で展開されていないものだという。同商店は、餃子専門店であるため国内で有望な事業だとしている。

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