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　中古車競売主催会社ユニオン・オークション社首脳は、この程、中古車市場は自動車の供給過多を示すとの見解を明らかにした。これは、昨年末までインラック・シンナワット政権により展開された第1台目自動車購入に絡む税優遇政策の副作用によるもの。同首脳によると、中古車市場に流れ込む新規物件は、年内に200万台を超過する見込みだとしている。例年、新たに中古車市場に持ち込まれる自動車は、新車販売台数とほぼ同等で推移しているとされる。

　今年6月現在、オークションの平均落札価格は乗用車で20万3377バーツに下落したという。これは、21.74%の下降を意味するもの。これに対してピックアップは、10%の縮小を示し、28万6390バーツとなったとしている。同社の売上高は年内に、3億4626万バーツになる見通しだとされる。これは、昨年比で10～20%の拡大を意味するもの。また、利益率は、40%を維持する見込みだという。同首脳によると、7000万バーツを投じて販売用自動車の駐車場を拡大する意向だとされる。これは、週2回開催しているオークションを6回に増加させるため。

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