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タケウチが、シェア拡大目指す
 建機などを販売するユナイテッド・モーター・ワークス(サヤム)社(UMWS)首脳は、この程、小型掘削機の販売によりシェアを拡大する計画を明らかにした。同計画は、今後タイ国内シェアの50%を確保することを目指すもの。UMWSは、競合相手サヤム・クボタ社と直接市場で競争することとなるとされる。小型掘削機は、建設現場や農業に使用されているとのことだ。UMWSが販売する小型掘削機は、日本のタケウチ社の製品だという。UMWSは、タイ国内でタケウチ・ブランドを独占的に販売する予定だとしている。

 同首脳によると、タケウチ・ブランドの販売は、5トンの掘削機から開始する意向だとしている。5トン級の掘削機はアジア市場では、小型車とされ同市場では20トン級以上のものが、主流となっているとのことだ。昨年、掘削機市場は、8000台だったとされる。このうち、7トン以下の車両は、全体に対して20%だったという。UMWSは、2020年を目処にこの比率を50%へ引き上げることを目指すとしている。同首脳は、小型掘削機の需要は、3年前から拡大する兆しを示したと述べた。これは、建設現場などで労働者不足を補うため。また、タイはミャンマー、カンボジア、ラオスなどの近隣諸国への販売ハブとなる見通しだとしている。UMWAによると、来年の販売台数目標は28台とされ、今後3年間で年間ベース100台の販売を目指すとのことだ。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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