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　コンピュータ用ハード・ディスク-ドライブ(HDD)製造のシーゲート・テクノロジー社によると、今財政年度第1四半期(今年4月～6月)の売上高が、34億ドルにのぼったという。これに対する純益は、3億4800万ドルだったとしている。

　HDD製造業界は全体的に、タブレット型パソコンやスマート・フォン(多機能携帯電話端末機)の普及により、ややかげりを示しているとされる。しかし、ディスク・トップ用HDDとされる、3.5インチ・HDDは増えないながらも順調な推移を示しているとのことだ。HDDの中でも、低調なのは2.5インチHDDだとしている。これは、ノート型パソコンの販売が低迷しているため。

　自動車産業の場合、部品の大量生産化を決定すれば、5～7年間は大幅な部品のデザイン変更はないとされる。しかし、HDDの場合はパソコンの製品寿命が自動車と比較して短期的なため、長期視野での利益が見込めないという。これが、HDD製造の困難な面だとしている。

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