タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　タイ小売卸売り協会(TRWA)首脳が、この程明らかにしたところによると、年内は消耗品価格が現状を維持する見通しだという。これは、タイ国内の景気がやや低迷を示していることによるもの。同首脳によると、消費者の購買力は低下を示しているとしている。このため、消耗品の販売価格帯は据え置かれる見込みとのことだ。また、消費者も支出控えをしており、動向に変化が見られるとされる。

　タイ商工会議所大学(UTCC)調査部門首脳は、景気がやや低迷を示しているため、市場全体は買い手市場となっていると指摘した。タイ政府の対策として、低所得者層に対して列車料金、電力消費などの救済策は持続される見込みだという。

　一方、コンビニ店舗を運営するCPオール社首脳によると、年内コンビニ市場は市場競争が激化を示す見通しだとしている。これは、ローソンが国内市場に参入することに起因するもの。小売業者は、増加を示す海外からの観光客や活況を示す国境貿易により順調な推移を示す見込みだとされる。

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