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無印良品、ジョイント・ベンチャー設立
 バンコク・ポスト紙が、この程報じたところによると、2億バーツの資本金でムジ(タイランド)社が登記されたという。同社は、タイ国内で無印良品を販売する企業。また、デパート・チェーン最大手セントラル・グループ傘下のセントラル・デパートメント・ストア社(CDS)は、同社のビジネス・パートナーの立場となり、新会社の51%の株式を保有することとなったとされる。残り49%は同社が保有したとしている。同社首脳は、アジア圏内で第6位となっているタイ市場は、重要な拠点だと述べた。タイ国内市場は、過去6年間に目覚しい拡大を示したという。

 同本社にとって、今回のジョイント・ベンチャー設立は、韓国、台湾に続く第3件目となるものだとしている。国内市場は、H&Mやユニクロなどの新たなファッション・ブランドが国内市場に参入しており、市場競争が過熱気味だとのことだ。同社は、国際事業を、自社店舗の設置、地元の販売会社を任命する、ジョイント・ベンチャーの設立の3つの方法で拡大する意向だとしている。

 同社は、CDSとジョイント・ベンチャーを設立したことで、運営コストの軽減と市場拡大を促進する見込みだという。新会社を設立したことを機に、同社は同本社へ納入する企業から直接、仕入れすることが可能となったとしている。これにより、国内で販売している製品の販売価格帯は30%低下するとされる。同社店舗で販売している多数の製品は、販売価格帯が25%低下したとしている。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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