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　工業省首脳は、この程、中部アユタヤ県サハラタナコン工業団地の洪水対策が不透明だとの見解を明らかにした。同工業団地は昨年、69年ぶりとされた大洪水で初めに冠水したとされる。これによる被害額は、6400億バーツに達するとしている。また、同工業団地内に43社が入居しているとのことだ。更に、昨年の洪水で同工業団地は、排水処理が最も遅延したとしている。

　同首脳によると、他の工業団地は既に防水壁を70%完成させているという。これは、一時的なものや長期的なものを含むもの。同工業団地内に位置するカトレック(タイランド)首脳は、同工業団地に防水壁をスムーズに設置することが不可能な要因は、同工業団地と建設企業の問題であり、入居企業には関係ないことだと指摘した。

　もともとの水田地域に開発したのが、アユタヤ県の工業団地とのことだ。このため、昨年だけでなく、2010年の10月前後には、同工業団地は冠水の危機に直面したとされる。

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