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　精油・石油販売のPTT社首脳は、この程、ミャンマーに新たに子会社を設置する計画を明らかにした。同計画は、2016年までに20億～30億ドルを投じて近隣諸国で事業拡大を目指す一環。同首脳によると、同国は天然資源が豊富であり、同社は有望視していたという。また、同グループは長期にわたり同国の事業展開を行っているため、政府関係者と密接な関係にあるとのことだ。

　このような事情を考慮し、2015年に発効するASEAN経済コミュニティ(AEC)に先んじて同国で子会社の設立で事業展開を拡大する意向だという。同社は既に、同国政府に対して同社の事業展開を打診しているとのことだ。同社の事業は、上流、下流にかかわらず、製油やガス精製プラント、給油所の設置などが含まれるとされる。

　同グループは、既に同国で製油所を運営しているものの、国内需要を賄うことを重点に置いていたとのことだ。また、施設は老朽化しているという。更に製油量は、１日5万バレルに留まっているとされる。同首脳は、同国の事業展開を石油化学品まで拡張するため、１日15万バレルを製油するプラントを設置する意向だと述べた。

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