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　三菱自動車(タイランド)社首脳は、この程、10億バーツを投じて「ミラージュ」の需要高に対応する計画を明らかにした。同計画は、東部チョンブリ県に位置するレームチャバン工場の生産拡大を実施するもの。同首脳によると、年間ベースで5万台の自動車を生産しているものを、同計画により15万台へ増産するという。同計画は、来年7～8月に着手されるもの。

　同モデルの生産は、今年3月から開始されたとのことだ。生産しているのは、同社の第3工場だという。同モデルは、今年度に12万2000台を生産する見込みだとされる。このうち、タイ国内で5万1000台が販売され、日本へ3万7000台が輸出され、残り3万4000台は他国へ輸出される見通しだとしている。

　同社は、先月中旬に560台の同モデルを第1弾として日本へ輸出したという。日本では、先月から今月にかけて同モデルを販売開始する予定とのことだ。日本では、年内に3万7000台の受注がある予測だとしている。日本に対して輸出を行った後、欧州、オーストラリア、北米に販売網を拡大する意向だという。これに対して生産は、新たなレームチャバン工場で、年間ベース15万台の生産が可能だとされる。これは後に、20万台まで拡大することが可能だとしている。

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