多数の日系企業が、洪水を懸念
フジクラ・エレクトロニクス社首脳は、この程、タイ政府は今年の水害に対する的確な対応を行なっていないとの見解を明らかにした。これは、多数の日系企業の声を反映したもの。昨年69年ぶりとされた大洪水を今年再現しないよう、政府は正確でかつ、詳細な情報を公表するべきだとしている。同社は昨年被災した、ナワナコン工業団地に位置し、今年再度洪水の被害に遭えば、他国へ移転することも視野に入れているとされる。同社は、304工業団地に土地区画を用意しているとされる。
パトゥムタニ県に位置するタイ・クラボウ社首脳によると、昨年洪水が自社に到達する際、明確な情報が得られなかったという。このため、適切な判断を下すことが困難だったとしている。同首脳は、今年に入り、最低賃金の上昇により多数の企業が他国へ移転するよう勧告を受けていると述べた。しかし、同社はタイ国内で事業展開を継続することを希望しているとのことだ。
パトゥムタニ県に位置するタイ・クラボウ社首脳によると、昨年洪水が自社に到達する際、明確な情報が得られなかったという。このため、適切な判断を下すことが困難だったとしている。同首脳は、今年に入り、最低賃金の上昇により多数の企業が他国へ移転するよう勧告を受けていると述べた。しかし、同社はタイ国内で事業展開を継続することを希望しているとのことだ。