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　トリペッチいすゞセールズ社首脳は、この程、B20と称されるバイオディーゼルの開発に協力する計画を明らかにした。同計画は、ジャトロファ種子から抽出可能な植物性由来油20%を従来の軽油に混合し、B20の商業ベース化を目指すもの。ジャトロファは、他の代替燃料と異なり、食品ではないとしている。パーム油は代替燃料として注目を浴びているものの、食品に使用が可能なため、燃料化に対して各方面から疑問の声が出ている。

　同社は、路面テストを実施するため、D-マックス・スペース・キャブを供出するという。同モデルのエンジンは、スーパー・コモンレールを搭載しているとのことだ。これに対して精油・石油販売のPTT社は、5万リットルの軽油を供出して同計画を推進していくという。

　同テストは、昨年実施される予定だったとされる。これが遅延した要因は、昨年の69年ぶりとされる大洪水の影響を受けたもの。日タイの研究者は既に、2酸化炭素放出量、燃費、騒音などの基準をクリアーしたとしている。

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