タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　中古車イベント、ファスト・オート・ショー・タイランドの主催者は、この程、タイ国内の中古車市場が回復を示しているとの見解を明らかにした。同市場は、インラック・シンナワット政権が実施した第1台目自動車購入に絡む税還付政策によりやや低迷を示していたとされる。

　中古車市場は、今年に入りエンジン排気量1500ccを中心に活況を示しているという。同クラスの中古車は、30万～40万バーツの価格帯となっており、消費者にとってお手頃な価格とのことだ。

　同ショーは、昨日から開催され6日まで展開されるという。会場は、バンコク東部に位置するBITECだとされる。同首脳によると、中古車価格はこれまでの政治問題による需要低迷、経済スローダウンにより低下傾向にあったとしている。同市場は、第1台目新車購入に絡む税還付政策により影響を被ったとのことだ。同政策により、125万台分の税還付申請者があったという。

　同ショーは昨年、27万人の来場者に対して3900台の中古車が販売されたとしている。今年は、4000人の来場者に対して4000台の中古車販売を目指すとのことだ。中古車販売協会によると昨年、同市場は300万台に対して9000億バーツだったとされる。

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