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UTCCが、危機で警鐘
 タイ商工会議所大学(UTCC)国際貿易研究センター首脳が、この程明らかにしたところによると、来財政年度の予算編成が実施されない場合、タイ国内経済の混乱を招く見込みだという。これは、来年度予算が編成されなければ、政府公共投資が遅延し、労働市場に悪影響を与えるため。政治問題は、国内景気をスローダウンさせるだけでなく、国際競争力を始め各企業の競争力を損ねる結果となるとされる。軍部による政治介入により、最悪の事態は回避されたとのことだ。これがなければ、250社の中小企業80社に影響を与える見込みだったという。

 UTCCによると、過去5年間にわたり中国、日本、韓国に対する輸出は、他のASEAN諸国に流れたとされる。年内も他のASEAN諸国へコメ、パーム油、衣料品、家電製品のシェアが流出するとしている。軍部が権力を掌握する以前は、来月にも総選挙を実施する予定だったとのことだ。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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