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タイSMEは、海外企業と提携必至
 工業用設備販売フェアー開催企業UBMアジア(タイランド)社首脳は、この程、タイ国内の中小企業(SME)は、海外の提携先を求める必要があるとの見解を明らかにした。これは、各SMEが製造コストの低下を狙って生産設備の自動化を目指すと共に海外市場の拡大を狙ったもの。海外企業の中で日本企業は、タイを信頼度の高い生産拠点と認識しているとされる。

また、タイには熟練工が豊富だと認識しているという。同首脳は、自動車部品関連や医療品製造を中心に海外投資企業を募るべきだと指摘した。これは、多数の企業がASEAN市場で生産拠点を求めていることによるもの。

 多数の自動車部品、医療品製造業者は主要生産拠点をタイで構え、簡素な部品の製造を人件費の安価なミャンマー、カンボジア、ベトナムなどに構えることを検討しているとされる。仮にタイ国内のSMEと提携することを決定すれば、国内SMEにとって新規顧客と市場をもたらすことになるとしている。同首脳によると、自動車部品製造を行っている多数の日本企業は、エアロスペース事業に乗り込んでいるという。これは、将来を見据えるとタイに同産業が流れ込むとされるもの。これに対して国内のSMEは、低コスト化、高生産効率を目指して自動化を促進するべきとのことだ。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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