KBANKが、カード基準を厳格化
カシコン銀行(KBANK)首脳は、この程、クレジット・カード発行に関する基準を厳格化したと明らかにした。これは、同カードによる不良債権(NPL)発生を防止することを狙ったもの。KBANKが、同カードの発行基準を厳格化した要因は、タイ国内の世帯当たりの借金が増加傾向にあることと、反インラック・シンナワット政権運動が昨年10月から展開され、消費者の購買力に影響を与えたことによるとされる。
同首脳によると、同カード発行の基準は、4枚以上のクレジット・カードを保有している申請者や、負債額が合計で収入に対して40%を超過している申請者とのことだ。基準の厳格化により、年内の同カードのNPL発生率を同カードの未決済金額に対して、1.5%に抑制することが可能だとしている。
同首脳によると、同カード発行の基準は、4枚以上のクレジット・カードを保有している申請者や、負債額が合計で収入に対して40%を超過している申請者とのことだ。基準の厳格化により、年内の同カードのNPL発生率を同カードの未決済金額に対して、1.5%に抑制することが可能だとしている。