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モーター・ショーが、やや低迷
 バンコク・ポスト紙が、この程報じたところによると、先月開催されたバンコク国際モーター・ショーが、やや低調に終わったという。これは、昨年11月中旬以降に実施された反政府デモなどにより消費者の購買意欲が低下したもの。今回の同ショー開催期間中の受注台数は、4万1083台に留まったとしている。これは、昨年同期に開催された同ショーと比較して52.18%の減少を示すもの。

 これと並行して同ショーの来場者は、137万人に留まり17%の縮小を示したとのことだ。また、受注高は460億バーツに留まったという。昨年同期の同ショーは、インラック・シンナワット政権が推進した、第1台目自動車購入に絡む税還付政策により8万5904台の受注にのぼり、来場者は165万人に達したとされる。同政策は、2011年10月に発生した大洪水問題から自動車産業の早期回復を目指すために導入されたもの。しかし、実際は同政権の人気取り政策の一環となったとされる。

 同ショー開催会社、インター・メディア・コンサルタント社によると、同ショーの開催により、160万人の来場者、受注台数は5万台、受注高500億バーツを見込んでいたという。同ショー開催中に9075台の受注があったのはトヨタだとしている。これに続き、ホンダは6099台、日産が4007台、いすゞは3753台、三菱は3689台だったとのことだ。高級車では、メルセデス-ベンツは1227台に対してBMWは、763台だったという。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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