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　中国の家電メーカー、ハイアール・エレクトリカル・アプライアンセズ(タイランド)社首脳が、この程明らかにしたところによると、2015年に向けてエアコン製造の拡大計画を一時保留したという。これは、昨年10月末から民主党議員であるステープ・トゥアクスパン氏が、反プア・タイ(タイのための意)党運動を実施したことで潜在的な政治問題を表面化させたことによるもの。同首脳によると、当初の計画では1億バーツ以上の資金を投じて、プラチンブリ県カビンブリ地区に位置する工場に新たなエアコン製造設備を導入する予定だったとしている。これが実現化されれば年間ベースで30万台のエアコンを製造していたとのことだ。

　同社によると、政治問題が表面化したことで販売が予測を下回り、拡張工事を延長するに至ったという。しかし、同社は年内に3億バーツの予算を投じる予定だとされる。この資金のうち、2億バーツがマーケティングに投入され、残り1億バーツは冷蔵庫、エアコン、洗濯機の研究・開発費と投じられるとしている。同首脳は、国内の政治問題に対する短期的な対応策は既に用意したと述べた。同社は、新製品を継続的に市場へ投入し、年内の売上高を20億7000万バーツへ引き上げる意向だとのことだ。

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