KTBが、SME返済能力を疑問視
クルンタイ銀行(KTB)首脳が、この程明らかにしたところによると、昨年10月末頃から発生した反政府デモにより国内の中小企業(SME)の返済能力が低下したという。SMEが借金の返済遅延を引き起こしているケースが多発しているとされる。このため、各金融機関は、SMEによるローン提供申請を断っているとしている。同首脳によると、反政府デモにより影響を被った事業主に対しては、返済期間の延長などの支援を行っているとのことだ。しかし、支援を行うか否かは、ケース・バイ・ケースだという。
反政府側は、今月13日よりバンコク首都封鎖に踏み切ったため、多数のSMEは年内の事業計画を立てる暇がなかったとされる。この運動により影響を被る産業は、競争力が低い繊維、家具などの製造業者だとしている。インラック・シンナワット政権が推進してきた、2兆バーツ公共投資のインフラ整備計画も、先行き不安のためKTBは今年、SMEに対するローン目標額を達成することは困難だという。
反政府側は、今月13日よりバンコク首都封鎖に踏み切ったため、多数のSMEは年内の事業計画を立てる暇がなかったとされる。この運動により影響を被る産業は、競争力が低い繊維、家具などの製造業者だとしている。インラック・シンナワット政権が推進してきた、2兆バーツ公共投資のインフラ整備計画も、先行き不安のためKTBは今年、SMEに対するローン目標額を達成することは困難だという。