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今年のGDP成長は、4%未満?
 証券会社ティスコ・セキュリティーズ社首脳が、この程明らかにしたところによると、今年のGDP成長率が4%未満となる見通しだという。最悪の場合は、3.6%に留まる見込みだとされる。これに対してタイの輸出は、米国の経済回復を背景に7%の伸びを示す予測だとしている。国内のGDPが伸び悩む要因は、政治的な不安定によるものとのことだ。政治問題により、公共投資計画が延期され、民間企業の投資や海外直接投資などにも影響が出るという。

 国内消費も昨年並みとなる見通しだとされる。これは、農作物の価格が昨年並みとなることや人件費、月給の上昇も年内は期待できないとしている。また、金融機関のローン基準が厳格化することで、個人融資が縮小傾向を示す見込みとのことだ。

 シンガポールに本拠を置く金融機関、クレディ・スイス・グループ首脳は、現在の政治状況に鑑み、タイのGDP成長率は今年、4%未満となる見通しだと述べた。しかし、タイ経済は回復基調にあり、政治問題によりこれが順調に行かない可能性があるとのことだ。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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