タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　カシコン銀行(KBANK)首脳は、この程、中国に第3件目となる支店を開業する計画を明らかにした。これは、ASEANや日本の民間企業を対象として金融事業を拡大するもの。また、2015年後半に発効するASEAN経済コミュニティ(AEC)も見据えて同国の新店舗を開業するとしている。新店舗の営業許可は既に、同国政府に申請しており承認を得ることを待っているとされる。KBANKは先に、地元金融機関と提携して2店舗を運営しているとのことだ。

　同国の新店舗展開にとって重要なのは、日本の民間企業だという。KBANKは、日本の金融機関24社と提携して拡大路線を執っているとされる。KＢＡNKは今後、日本の金融機関との提携を拡大する意向だとしている。

　KABANKはASEAN市場で、ラオス、カンボジア、ミャンマーに重点を置いて事業を拡大するという。これは、国境貿易が活況を示していることにKBANKが対応するもの。KBANKは昨年ミャンマーのラングーンに駐在員事務所を開業したとされる。これに続き、1997年のアジア通貨危機の際に撤退したカンボジア支店を再開する予定だとしている。KBANKは、国際市場へ打って出るため4年前までは少数だった行員を300人まで拡大させたとのことだ。　

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