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　タイ商工会議所大学(UTCC)経済学部首脳が、この程明らかにしたところによると、今年5月の消費者信頼度指数(CCI)が77.1ポイントに下がったという。今年4月のCCIは、77.6ポイントだったとしている。

今年同月にCCIが低下した要因は、インラック・シンナワット政権が和解法案を推進したため、反タクシンとして知られる「黄色シャツ」派の運動が活発化を示したことによるもの。また、「黄色シャツ」派が活発化することで、親タクシンの「赤シャツ」派が刺激を受ける悪循環も一因だとしている。

　CCIを構成する経済見通し指数は、今年同月に67.1ポイントだったという。前月は、67.5ポイント。就職機会指数も68.2ポイントから68.1ポイントへダウンしたとのことだ。また、将来収入指数も、前月の97.1ポイントから96.1ポイントへ下降したとされる。

　UTCCは、毎月定期的に同調査を実施し、指数を算出している。これに対して、商務省が今回実施した調査によると、CCIは過去8カ月間で高水準の数値を示したとされる。

これは、国内の政治問題が発生していないとしているもの。インラック政権は、最低賃金の上昇による高インフレ誘発を始め、庶民の生活とは遊離した発言を行っている。政府発表のCCIもこの1例だとされる。　

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