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PTTが、環境破壊を否定
 精油・石油販売のPTT社首脳は、この程、東部ラヨン県の環境を保護するための計画を実施したと明らかにした。同計画は、「サヤム・ロイ・ラヨン」と銘打たれラヨン県を訪問することを奨励するものとされる。同首脳によると、同県を訪問することで、地元住民の生活様式を含め、現地社会や製品に対する理解を深めることを目指すとしている。同県は、過去30年間にわたり、多数の工業化計画が推進された県の一つとのことだ。

 昨年、地方裁判所は、同県で開発されている76件の工業化計画に対して、継続可能との判決を下した。これは、先に地元環境保護団体などが、工業化反対の提訴を行ったことに対するもの。これにより、多数の企業が工業化開発計画に対して、同裁判所の判決に従ったとのことだ。

 一方、同計画は2年前から展開されていたという。これにより、同県のイメージ向上や、地元住民の注意を喚起することを狙ったとされる。また、同県の工場周辺の地域が汚染されていないことや、地元住民の生活様式に変化が生じていないことをテレビ放映を通じアピールしたとのことだ。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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