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　三菱モーターズ(タイランド)社首脳は、この程、電動自動車(EV)に使用する電池の輸入関税撤廃が不可欠だとの見解を明らかにした。EVは、リチューム・イオン・バッテリーを搭載しているとされる。EV仕様車は、最新型の自動車であるため、タイ国内のバッテリー・メーカーでは、まだ製造していないとのことだ。同首脳によると、EVに対する需要を引き上げるためには、バッテリーの輸入関税を撤廃することが必要だと指摘した。

　同社は、「トライトン」ピックアップを国内工場で、世界市場のため生産しているという。同社のエコカー、「ミラージュ」は、来年早々に北米へ輸出する予定とのことだ。また、同モデルの電動車仕様を近く生産開始する予定だとしている。

　来年同社は、ミラージュを国内で15万台生産する意向だという。現在同モデルの納車期間は、5～6カ月だとされる。これに対して、東部臨海地区に位置するレームチャバン工場がフル稼働で生産しているとのことだ。

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