タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　泰国トヨタ自動車社(TMT)首脳が、この程明らかにしたところによると、今年TMTは、タイ国内新車販売台数予測を上方修正するという。TMTは今年、45万台を販売することを目指していたとされる。しかし、昨年の69年ぶりとされた大洪水からの経済回復、インラック・シンナワット政権により推進された消費者の自動車第1台目購入に絡む税優遇措置により、今年の販売台数が伸びる見込みだとしている。同首脳によると、新たな販売台数目標は、今月に発表される予定だという。

　TMTが、運営する3件のプラントは今年、85万台以上の生産台数となる見込みだとしている。これらの半数は、輸出用だとされる。同首脳は、国内の自動車産業は、昨年の大洪水から立ち直ったと述べた。また、国内経済は今年、5%のGDP成長率が期待できるという。

　一方、インラック政権が推進している第1台目自動車購入に絡む、税優遇措置は最大10万バーツの税還付が行われているとのことだ。これを反映して、今年の新車販売台数は、110万台を突破する見通しだとされる。今年5月の新車販売の台数は、今年初めて乗用車がピックアップを超過したとしている。この傾向は、今後継続する見通しだという。

ARKでは、タイで発行されている新聞記事の中からご希望のテーマに関する新聞記事をご提供するクリッピングサービスを行っております。 クリッピングサービスに関するお問い合わせは以下よりお気軽にご連絡ください。