タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　格安航空のタイ・エアアジア社(TAA)系列会社、エアアジアX社(AAX)首脳は、この程、タイを拠点として事業拡大を実施する計画を明らかにした。同計画は、同市場の価格競争が激化を示しているにもかかわらず、AAXのブランドの認知度を高めることに重点が置かれるもの。AAX系列のタイ・エアアジアX社(TAAX)は先月、タイ関連省庁より営業許可を得たとされる。これにより、TAAXは今年末にはサービスを開始することが可能となったとのことだ。

　同首脳は、長距離サービスを実施している既存航空会社よりTAAXの認知度は低いと述べた。しかし、TAAXのサービス開始により中距離サービスを中心に認知度を上昇させることは近く可能となるとしている。同首脳は、2007年にエアアジア社が設立された創業者の一人だとされる。

　同首脳によると、TAAXの営業許可を得たため、バンコクはクアラランプールに次ぐ第2件目の拠点となったという。TAAXは、キャビン・アテンダント、パイロットを始めとし、従業員の確保を開始したとしている。TAAXは、日本、韓国、中国、オーストラリア、北米へのサービスを先ず開始するとのことだ。2014年には、15万人の利用者を確保する意向だとされる。これら地域へのサービスの後、ロシア、中東、トルコへのサービスをスタートさせる方針だという。

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