タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　工業省によると、2018年までに11県でエコ工業タウンを設置する計画だという。タイ政府は、今年5月にバンコク近隣サムットプラカンを始め、サムットサコン、東部ラヨン、チョンブリ、プラチンブリ、中部アユタヤ、東北部ナコンラチャシマ、コンケン、北部ランプン、南部ソンクラにエコ・タウンを設置することを承認したとされる。これに対して、天然資源環境省は環境に関する基準の設定を協力し、内務省が地元ゴミ管理やシティ・プラニングなどを担うとしている。

　工業労働局(DIW)首脳は、先月より6000万バーツを投じて先ず5県でエコ・タウンを開発すると述べた。チャチュンサオやプラチンブリでは、各民間企業による工場の設置が増加しているとされる。これに伴い、産業廃棄物の不法投棄が増加し、地元民から水銀に汚染された魚問題を指摘されているとのことだ。地元民によると、工場からの廃棄物により、魚が水銀汚染されていると主張しているという。エコ・タウンの目的は、工場と地元民の協調を目指しているとされる。経済成長を確保する一方で、地元民の健康や安全を確立するとしている。これを実現化するため、工場では、ゼロ廃棄物を目指すためにリユースを促進させる意向だという。

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