タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　不動産売買コリエールズ・インターナショナル・タイランド社首脳が、この程明らかにしたところによると、今年第3四半期にバンコク首都圏で開発されたコンドミニアムが低速化したという。これは、今年同期に手掛けられたコンド軒数が、今年第2四半期と比較して10.5%の減少を示したことによるもの。今年第3四半期に着手されたコンドは、1万1240ユニットに留まったとされる。

　同首脳によると、コンド開発が低速化した要因は、低・中所得者層が抱える負債が増加傾向にあることによるとしている。今年同期に手掛けられたコンドのうち、8950ユニットは都心部に位置しているとされる。残り2290ユニットは、郊外に位置しているとのことだ。最も大規模だったコンド開発は、ザ・アウター・シティ・ウエスト・エリアと称される物件で、合計3000ユニットの物件だとされる。同物件は、今年末に開設される予定のスカイトレイン(BTS)ウタカット駅付近に位置するとしている。

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