セメント需要が、やや伸び悩む
セメント製造最大手サヤム・セメント・グループ(SCG)首脳が、この程明らかにしたところによると、今年の売上高成長見通しを下方修正したという。今年当初に、7%の拡大を目指していたものを5%へ引き下げたとされる。今年上半期のセメント販売は、昨年同期比で9.5%の上昇を示したとしている。今年第3四半期のセメント販売は、昨年同期と比較して5%の伸びを示したとのことだ。しかし、今年第4四半期は昨年同期並に留まる見込みだという。これにより、年内の売上高上昇率は、5.2%となる見通しだとされる。
今年発生した洪水により、個人世帯修理用の建材は、来年早々から需要が高まる予測だとしている。タイ国内のセメント需要のうち、50%は住宅セクターによるものとのことだ。また、30%はインフラ整備需要、残り20%は商業セクターで占められているという。
今年発生した洪水により、個人世帯修理用の建材は、来年早々から需要が高まる予測だとしている。タイ国内のセメント需要のうち、50%は住宅セクターによるものとのことだ。また、30%はインフラ整備需要、残り20%は商業セクターで占められているという。