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　トリ・ペッチいすゞセールズ社首脳が、この程明らかにしたところによると、来年ピックアップ販売台数が50万台を超過する見通しだという。昨年のピックアップ販売台数は、66万6106台だったとされる。年内のピックアップ販売は、50万台前後に留まる見込みだとしている。来年、ピックアップ販売の台数が上昇する要因は、農作物の価格が上昇する見込みによるもの。

　同首脳によると、来年はピックアップの販売台数が伸びを示すとしているものの、2012年の販売台数には至らないとのことだ。同年の新車販売台数は、インラック・シンナワット政権が推進した第1台目自動車購入に関する税還付政策を実施したため、増加した。同政策は、2011年10月に発生した大洪水被災により自動車産業を活性化するため導入されたもの。しかし、結果的には同政権の人気取り政策の一環として行なわれたとされる。

　今年１月～9月間のピックアップ販売台数は、44万8074台にのぼったという。これは、昨年同期比で6.81%の増加を意味するもの。これに対して、今年同期の乗用車販売台数は、49万7852台に達し、10.3%の増加を示したとしている。今年同期のピックアップ生産台数は、104万台に留まったとされる。これは、昨年同期と比較して1.92%の縮小を示すもの。昨年のピックアップ生産台数は、145万台にのぼったとのことだ。年内の新車販売台数は、125万台に留まる見通しだという。

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