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TMTが、エコカー第2期目に参加へ
 泰国トヨタ自動車社(TMT)首脳は、この程、エコカー計画第2期目に参加する計画を明らかにした。同計画は、来年3月末日までに第2期目となるエコカー生産に絡む許可申請が伴うもの。TMTは、先に第1期目のエコカー計画でヤリスをエコカーとして展開するとしていた。同首脳によると、TMTは第2期目に参加するものの、本社の投資額や開発計画が、まだ明確化していないとのことだ。政府投資委員会によると、第2期目のエコカー計画に参入する自動車メーカーは、複数あるとされる。また、各自動車メーカーの投資額は、300億~400億バーツにのぼるという。

 2007年に開始された第1期目は、合計288億バーツの投資が、自動車メーカーにより行われたとされる。三菱、ホンダ、日産、スズキ、トヨタが名乗りを上げたとしている。5社合計で、58万5000台を製造する見通しとのことだ。第2期目のエコカー基準は、第1期目より厳格化されているという。

 燃費は、1リットル当たり20キロメートルの走行距離から、4.3リットルで100キロメートルへ引き上げられたとしている。また、ガス放出量も100キロメートルの走行距離に対して、100グラムが上限となったとのことだ。生産台数は、生産開始後4年目で10万台の生産が義務付けられているという。

 TMTは、エコカー販売は国内だけでなく、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナムへ輸出することを狙っているとされる。これは、2015年に発効するASEAN経済コミュニティ(AEC)を見据えたもの。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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