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　自動車用バッテリー製造タイ・ペトロリアム&トレーディング社(TP&T)首脳が、この程明らかにしたところによると、来年自動車用バッテリー市場が、今年と比較して10%の拡大を示す見通しだという。これを金額に換算すると、80億バーツにのぼるとされる。同首脳によると、自動車用バッテリーの買換え需要は、年間ベースで約450万バーツだとしている。このうち、70%がピックアップ用で、蒸留水の補充が必要となるタイプのバッテリーとのことだ。

　バッテリーの交換期間は、2年間だという。このため、バッテリーの買換え需要は、新車販売が落ち込んでも影響が軽微だとされる。タイ工業連盟(FTI)自動車工業部会によると、今年初め9カ月間に生産された自動車は、193万台にのぼったという。これは、昨年同期比で12%の増加を意味するもの。今年同期の新車販売台数は、103万台に達したとしている。これは、昨年同期と比較して3.4%の上昇を示すもの。これに対してオートバイの販売台数は、159万台に留まり、昨年同期比で3.5%の縮小を示したとのことだ。

　同部会によると、今年の自動車生産台数は、255万台に達する見込みだという。このうち、115万台が輸出され、残り140万台が国内販売用だとされる。昨年の自動車生産は、245万台に及んだとしている。

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