タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　タイ・ロッテ社首脳は、この程、10億バーツを投じてタイ国内で第3件目となる新工場を設置したと明らかにした。新工場は、東部チョンブリ県に位置するアマタ・ナコン工業団地に設置されたもの。同工場は、ASEAN市場に対する輸出ハブとなるとされる。新工場の敷地面積は、60ライ(1ライ=1600平米)だとしている。同社の既存工場では、生産量は年間ベースで3000トンだったとしている。

　新工場が、生産を開始することで2400トンの増産につながるという。同社の第1件目の工場は、シラチャ工業団地に設置され、第2件目はアマタ・ナコン工業団地に増設されたとのことだ。

　同首脳によると、タイ国内市場は有望視されているという。新工場で生産される製品は、当初タイ国内市場へ流通するものだとされる。この後、ASEAN諸国へ輸出される予定だとしている。同首脳は、タイは人材、技術力、輸出量をサポートするインフラ整備が整っていると述べた。同社にとっても、タイはASEAN市場の中で重要視される位置となっているとのことだ。同社は、年内に9000万バーツ以上の資金を投じてマーケティング活動を展開する予定だとしている。

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