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バンコクの住宅需要が、高水準を維持
 住宅コンサルタント企業DTZ社によると、バンコク都内の不動産市場は、依然として伸びを示しているという。これは、コンドミニアムやオフィス需要が拡大していることによるもの。今年第2四半期に、都内のコンド市場は、中心部や郊外で今年第1四半期と比較してやや鈍化したものの、伸びを示しているとされる。今年第1四半期に、商業中心部(CBD)で手掛けられたコンド・ユニットは3000室だったとしている。今年第2四半期には、1600ユニットにのぼったとのことだ。

 コンドの比較的大規模な開発は、バンコク郊外で実施されたという。これらの地区は、バンナー、パホンヨーティン、ラマ9世通り、ラタナティベート、トンブリなどの地区だとされる。都内のスカイトレイン(BTS)などの大量輸送機関が、新たに配備される地区は、住宅開発に有望視され、既存業者や新規参入企業が積極的な住宅開発を展開する見込みだとしている。

 今年上半期中に手掛けられたCBDのコンドのうち、平均53%が売約済みとなっているという。また、手ごろな販売価格帯、魅力的なローン返済額パッケージ、利便性の高いロケーションのコンドは、数週間で80~100%の売約率を維持しているとされる。購入者が住宅購入を決断する要因は、場所だけでなく住宅の質、近隣の商業施設の有無、住居スペースなど複合的な判断によるとしている。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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