経済効果の即効性が薄い公共投資
金融アナリスト、MBMGグループ首脳は、この程、タイ政府が推進している大型公共投資の経済効果は即効性に欠けるとの見解を明らかにした。これは、インラック・シンナワット政権が推進している2兆バーツ規模の大型インフラ整備計画を意味するもの。同計画で即効性が高い経済効果は、一部の建設作業により雇用が発生することに限定されるとしている。経済が全体的な活性化を示すのは、公共投資計画が完了した後だという。同首脳は、公共投資による経済効果は、12~15年後となると指摘した。
同首脳によると、中国経済が15年にわたり2桁成長を示したのは、同国内の公共投資を背景にしたものだとしている。オーストラリアの経済刺激を狙った公共投資は、現在のところ効果が見られないとのことだ。公共投資による経済刺激は、長期的、安定的な経済成長を目指すものであり、即効性が薄いという。
同首脳によると、中国経済が15年にわたり2桁成長を示したのは、同国内の公共投資を背景にしたものだとしている。オーストラリアの経済刺激を狙った公共投資は、現在のところ効果が見られないとのことだ。公共投資による経済刺激は、長期的、安定的な経済成長を目指すものであり、即効性が薄いという。