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国際商業促進局が、公平を求める
 国際商業促進局首脳が、この程明らかにしたところによると、年内に輸出成長率を修正するのは早急だという。これは、複数の輸出関連機関が今年の輸出成長率に関する目標値を引き下げていることに反するもの。今年の輸出に関する成長率は、先に国家経済社会開発委員会(NESDB)が今年の輸出成長率目標を昨年比で11%から7.6%へ引き下げたとされる。これは、ドルに対するバーツ交換レートが輸出にとって芳しくないことや、世界的な経済停滞により需要が伸び悩んでいることによるもの。

 今年初5カ月間の輸出は、ドル換算で942億ドルにのぼったという。これは、昨年同期比で1.9%のやや上昇を示すもの。しかし、これをバーツ換算すると2兆7700億バーツとなり、昨年同期と比較して2.7%の縮小を示したとのことだ。これに対して、今年同期の輸入は、ドル換算の場合は1080億ドルで5.7%増だとされる。しかし、バーツ換算では、僅か1.2%増の3兆2200億バーツだったとしている。これにより、貿易収支は、23億ドルの赤字となったとのことだ。

 同首脳によると、商務省が予測する輸出成長率幅の7~7.5%は関係省庁に対して、目標値を達成するよう努力を促しているものだという。商務省などに限定して、輸出成長率を推し量らすのは不公平だとしている。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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