PTT=三菱化学が、PBS生産へ
石油販売・石油化学品製造のPTT社首脳は、この程、自然分解が可能なプラスチック原料製造に関する投資計画に対し、今後3カ月で判断を下すと明らかにした。同計画は、東部ラヨン県マプタプット地区にプラントを新設するもの。同社は、三菱化学社と共同で事業化研究を開始したという。プラントを新設するのは、同社が既に土地区画を保有するアジア工業団地内だとされる。同社は、1500ライ(1ライ=1600平米)の区画を保有しているとのことだ。
同首脳は、自然分解が可能なプラスチックは、従来の石油系プラスチックに取って代わる可能性が高いと述べた。新材料は、梱包、電子部品、繊維、フィルムなどに利用することが可能だとしている。新たな原料は、ポリブチレン・サクシナイト(PBS)だとされる。新プラントの着工は、事業化研究を終えた後の今年半ばとのことだ。両社間で既に、PBS製造に関する覚書(MOU)の調印を終えているという。新プラントの生産量は、年に2万トン以上だとされる。
同首脳は、自然分解が可能なプラスチックは、従来の石油系プラスチックに取って代わる可能性が高いと述べた。新材料は、梱包、電子部品、繊維、フィルムなどに利用することが可能だとしている。新たな原料は、ポリブチレン・サクシナイト(PBS)だとされる。新プラントの着工は、事業化研究を終えた後の今年半ばとのことだ。両社間で既に、PBS製造に関する覚書(MOU)の調印を終えているという。新プラントの生産量は、年に2万トン以上だとされる。