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　政府投資委員会(BOI)によると先週、東部ラヨン県マプタプット地区及び他の地区で重工業に関する投資奨励特権の枠を拡大する意向だという。これは、プロジェクトが環境保護策を含んでいることを前提としたもの。BOIは、最新技術を導入した効率的な生産及び環境に配慮したプロジェクトを誘致したいとしている。

　BOIは、先に申請された投資奨励特権の14件に対して承認を与える意向だという。これらの合計申請額は、320億バーツにのぼるとされる。この中には、40億バーツを投じたサヤム・クボタ社の農耕機プラント、投資20億バーツのカンペンペット・バイオエネルギー社によるバイオマス発電、フード・フォー・ザ・ワールド社による20億バーツの加工食品プラント拡張などがあるという。また、タイ・ブリジストン社の80億バーツの計画、MMTHエンジン社の11億バーツに達するプロジェクトも含まれているとのことだ。

　今年第1四半期に、BOIは合計453件の投資奨励特権申請を受けたという。これらの合計投資額は、1178億バーツとのことだ。昨年同期比で、件数は58%の上昇を示し、金額は13%アップを意味する。このうち、132件の合計額353億5000万バーツが日系企業だったとされる。

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