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3G導入による弊害が発生
 通信企業のフロスト&スリビアン・インターナショナル社アジア太平洋部門首脳は、この程、タイは東南アジア諸国の中で、第3世代(3G)通信に関する売上げが最も低水準に留まっていると明らかにした。タイ国内の3Gサービスに絡む売上高は、昨年1790億バーツだったという。これは、前年比で僅か2.2%の伸びに留まったもの。同地域の3Gサービスは、二桁成長を示したとされる。インドでは、30%の拡大を示し、中国は12%の増加だったとされる。これに対して、タイは人口に対して60~70%に達し、携帯電話用SIMカードの普及率は100%を超過しているものの、ブロードバンド利用者は、10%以下とのことだ。
 同首脳は、タイの3G普及率が5%に留まればカンボジアの普及率を下回ると指摘した。タイで携帯電話に絡む売上は今年、昨年比で6.2%の拡大を示す見込みだという。これは、3G方式データ通信によるもの。現在よりアクセスが向上すれば、2015年に向け、携帯電話端末機を通じたインターネット接続が、売上高の全体に対して30%に達する可能性があるという。しかし、現状を維持すればこれが、15%に留まるとのことだ。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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