順調なタイ経済
市場調査機関、カシコン・リサーチ・センターによると、今年第1四半期のGDP成長率は、昨年第4四半期と比較して1.8%の拡大を示す見込みだという。これは、順調な輸出、農業セクターの収入増加、民間企業の投資が増加したことに起因する。しかし、今年第2四半期の伸びは第1四半期と比較して、僅かゼロ~1%に留まる見込みだとしている。これは、中東及び北アフリカの政情不安、東日本大震災、タイ南部水害を反映するもの。
同センターによると、南部洪水による被害は、189億~350億バーツにのぼると予測しているという。しかし、タイGDPの伸び率から、0.09~0.16%の影響に留まるとされる。一方、北アフリカや中東の政情問題は、石油価格が上昇するため、今年下半期に農業セクターに影響を及ぼす見通しだという。
同センターによると、南部洪水による被害は、189億~350億バーツにのぼると予測しているという。しかし、タイGDPの伸び率から、0.09~0.16%の影響に留まるとされる。一方、北アフリカや中東の政情問題は、石油価格が上昇するため、今年下半期に農業セクターに影響を及ぼす見通しだという。