不法輸入車が横行
税関局によると、昨年違法輸入自動車のオークションを3回開催し、5億6600万バーツの収入を得たという。昨年同局が、密輸を試みた業者を摘発した台数は、合計369台にのぼったとされる。この中には、ロールス・ロイス、メルセデス-ベンツ、ベントレー、アウディなどの高級車が含まれる。税関局は、一部を摘発したものの、不法輸入された自動車は約2倍と見られる。
現状では、自動車の輸入関税率は80%と高水準を維持している。エンジン排気量3001cc以上の場合、物品税、付加価値税(VAT)を加算すると、最大328%の税率となるという。一方、自動車部品として輸入すれば、関税率は最大60%となるとされる。このため、自動車を解体して、輸入の際部品として申告した後、再度国内で組み立てるという。
現状では、自動車の輸入関税率は80%と高水準を維持している。エンジン排気量3001cc以上の場合、物品税、付加価値税(VAT)を加算すると、最大328%の税率となるという。一方、自動車部品として輸入すれば、関税率は最大60%となるとされる。このため、自動車を解体して、輸入の際部品として申告した後、再度国内で組み立てるという。