タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　サヤム日産自動車社首脳は、この程、今年にも「マーチ」に引き続き、エコカーの新モデルを生産する計画を明らかにした。2モデルの生産により、年内に10万台を突破する見通しだという。同首脳によると、先に開催されたバンコク国際モーター・ショーで、マーチの受注が約2000台にのぼったとしている。この受注に対する納車は、最大2カ月間の遅延を引き起こす見込みだとされる。これは、一部の部品を日本から調達していることに起因する。同首脳は、マーチに続く新エコカーの発売は、年内の予定だと述べた。

　同社は、マーチの生産台数は昨年並みの8万～9万台を維持する意向だという。これらの中には、日本向けの台数も含まれるとされる。新モデルの生産台数は、年間ベースで10万台を予定しているとのことだ。新エコカーは当初、中国で生産される予定だったとしている。しかし、本社の意向によりタイで生産することに踏み切ったという。

　同社は、先に10日間開催されたバンコク国際モーター・ショーで、約3200台の注文を受けたとされる。このうち、2000台がマーチだったとしている。

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