SMEの伸びが、やや緩和?
中小企業(SME)促進局(OSMEP)首脳は、この程、タイ国内のSMEの伸び率の見通しを下方修正したと表明した。同局によると、当初の予測はタイGDPに対してSMEが6%を占めるとしていた。これを4.2%へ修正したとされる。修正した要因は、東日本大震災とタイ南部一帯の洪水によるもの。同首脳によると、日本の大震災により一時生産中断を強いられている自動車部品や電子部品製造業者の影響が出ているという。一方、福島原子力発電所放射能漏れに絡み、タイの食品セクターは日本への輸出が拡大する見込みだとしている。
OSMEPは、今回予測を修正したものの、これは、対ドル交換レートを1ドル当たり29~31バーツ、原油価格をバレル当たり100ドルで想定しているという。OSMEPは、今年第1四半期の輸出高は、4742億6000万バーツにのぼる見込みだとしている。これは、昨年同期比で14.8%の拡大を示すもの。
OSMEPは、今回予測を修正したものの、これは、対ドル交換レートを1ドル当たり29~31バーツ、原油価格をバレル当たり100ドルで想定しているという。OSMEPは、今年第1四半期の輸出高は、4742億6000万バーツにのぼる見込みだとしている。これは、昨年同期比で14.8%の拡大を示すもの。