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中古部品自動車の登録禁止
 「バンコク・ポスト」紙が、この程報じたところによると、インラック・シンナワット政権が、乗用車やオートバイの中古車体輸入を禁止したという。これは、中古車輸入に絡む脱税行為を防止することを狙ったもの。またこれに合わせて、中古部品から組み立てられた自動車の登録を陸運局が今後、受理しない方針だとされる。昨年、部品として輸入された約4000台の自動車が、タイ国内で組み立てられたとしている。

 インラック政権スポークスマンは、中古部品により組み立てられた自動車は、安全面で懸念があると指摘した。また、国内の新車と比較して安価な中古部品を使用して組み立てられた自動車は、国内市場に悪影響を及ぼすとのことだ。

 これら中古部品を使用して組み立てられた自動車の中には、車両用天然ガス(NGV)仕様のエンジンを搭載したものもあるという。これは、NGV仕様車が、ガソリン仕様車と比較して輸入関税率が低く設定されていることに起因するもの。陸運局によると、中古部品を使用した自動車に関する登録を禁止した対象は、オートバイを始め7人乗り以上の車両、12人乗り車両、個人トラックだとされる。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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