タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　サヤムGSセールズ社首脳が、この程明らかにしたところによると、今年自動車用バッテリー販売で、昨年比8%拡大を目指すという。これを販売額に換算すると、44億バーツだとされる。同社は、新製品の開発を一時中止し、小型車に対するバッテリーを既存シリーズで展開する意向だとしている。小型車用のバッテリーは、更に環境に配慮されているだけでなく、バッテリーの効率を高めたものだという。

　同社は現在、自社工場を建設中だという。新プラントの完工時期は、今年第3四半期だとされる。同工場が生産開始すれば、年間ベースで450万個の自動車用バッテリーを生産することとなる。

　エコカーを含む小型車の生産は、今後増加する傾向にあるという。これは、既に日産、ホンダ、三菱、スズキがエコカーを発売したことに起因するもの。これに加え、トヨタも来年には、エコカーの発売に踏み切るとされる。エコカー以外の小型車は、既に、ホンダ、トヨタ、フォード、スズキなどにより展開されているとのことだ。

ARKでは、タイで発行されている新聞記事の中からご希望のテーマに関する新聞記事をご提供するクリッピングサービスを行っております。 クリッピングサービスに関するお問い合わせは以下よりお気軽にご連絡ください。